年収560万円の手取りはいくら?

額面年収560万円の会社員の手取り額を、社会保険料・所得税・住民税を差し引いて概算しました。

手取り額(年間)約437万円月換算 約36.4万円 ・ 手取り率 78.0%
健康保険料277,200円
厚生年金保険料512,400円
雇用保険料28,000円
子ども・子育て支援金6,440円
所得税(復興特別所得税込み)122,519円
住民税283,500円

額面との差1,230,059円は何に消えているか

額面560万円と手取り約437万円の差は1,230,059円です。その内訳は、社会保険料が824,040円(67%)、税金が406,019円(33%)。いちばん大きいのは厚生年金保険料の512,400円で、引かれる額全体の42%を占めます。

社会保険料は税金ではありません。健康保険料は医療費の自己負担が原則3割で済むことの、厚生年金保険料は将来の老齢年金と障害・遺族年金の、雇用保険料は失業給付や育児休業給付の元になります。同じ「引かれるお金」でも、税金とは戻ってくる形が違います。

住民税283,500円には注意点があります。住民税は前年の所得に対してかかるため、実際に給与から引かれるのは翌年6月からです。就職して1年目の年や、年収が大きく変わった翌年は、この金額と手元の実感がずれます。

年収560万円の給与所得控除は約156万円です

この年収は「収入の20%を使う範囲」にあたり、給与所得控除は給与収入 × 20% + 44万円で決まります。額面から先にこの控除を引いた約404万円が給与所得で、ここからさらに基礎控除と社会保険料控除を引いた約217.5万円が所得税の課税対象です。額面560万円のうち、実際に税率がかかるのはこの部分だけです。年収が660万円を超えると、控除の計算式そのものが変わります。

ここから10万円昇給すると、手取りは約71,946円増えます

額面が年収560万円から570万円に上がったとき、手取りで増えるのは約71,946円です。増えた10万円のうち28,054円(28%)は社会保険料と税金に回り、 手元に残るのは72%です。いま所得税の税率は10%の区分にあり、これに住民税10%と社会保険料が重なります。

手取り率は78.0%です。この年収の給与所得控除は給与収入 × 20% + 44万円で決まり、年収660万円を境に計算式が変わります。

条件が変わると、年収560万円の手取りはこう変わります

このページの金額は40歳未満・扶養なしで計算しています。条件が変わったときの差額は次のとおりです。

40歳以上65歳未満約433.4万円-36,266円
介護保険料が上乗せされます
扶養家族が1人約443.4万円+63,885円
所得税・住民税の扶養控除が増えます
扶養家族が2人約448.6万円+116,284円
同じ控除が2人ぶん増えます

計算の前提条件

40歳未満(介護保険料なし)・扶養家族なし・賞与を含む額面年収として計算しています。健康保険料率は協会けんぽ全国平均、所得税・住民税は速算表に基づく概算です。40歳以上の方や扶養家族がいる方、お住まいの自治体・加入する健康保険組合によって実際の金額は変わります。

ご自身の条件に合わせた金額は、手取り計算ツールで年齢・扶養人数を入力して確認できます。

前後の年収と並べて見る

同じ前提(40歳未満・扶養なし)で計算した、近い年収の手取りです。額面の差がそのまま手取りの差にはならないことが分かります。

額面年収手取り(年間)手取り率
540万円約422.6万円78.3%
550万円約429.8万円78.1%
560万円(このページ)約437万円78.0%
570万円約444.2万円77.9%
580万円約451.4万円77.8%

月・日・時間で割るといくらか

年収560万円の手取り約437万円を、 月・日・時間に割り直すと次のようになります。日と時間は1日8時間・月20日・ 年1,920時間で機械的に割った目安で、実際の所定労働時間は会社ごとに違います。

1か月あたり364,162円
1日あたり18,208円
1時間あたり2,276円

ボーナスを含む額面から計算しているため、賞与のある人の毎月の手取りはこの月額より少なくなります。

近い年収の手取りを見る