年収1400万円の手取りはいくら?

額面年収1400万円の会社員の手取り額を、社会保険料・所得税・住民税を差し引いて概算しました。

手取り額(年間)約971万円月換算 約80.9万円 ・ 手取り率 69.4%
健康保険料693,000円
厚生年金保険料713,700円
雇用保険料70,000円
子ども・子育て支援金16,100円
所得税(復興特別所得税込み)1,779,817円
住民税1,017,700円

額面との差4,290,317円は何に消えているか

額面1400万円と手取り約971万円の差は4,290,317円です。その内訳は、社会保険料が1,492,800円(35%)、税金が2,797,517円(65%)。いちばん大きいのは所得税の1,779,817円で、引かれる額全体の41%を占めます。

社会保険料は税金ではありません。健康保険料は医療費の自己負担が原則3割で済むことの、厚生年金保険料は将来の老齢年金と障害・遺族年金の、雇用保険料は失業給付や育児休業給付の元になります。同じ「引かれるお金」でも、税金とは戻ってくる形が違います。

住民税1,017,700円には注意点があります。住民税は前年の所得に対してかかるため、実際に給与から引かれるのは翌年6月からです。就職して1年目の年や、年収が大きく変わった翌年は、この金額と手元の実感がずれます。

厚生年金保険料はこれ以上増えません

厚生年金の計算に使う標準報酬月額は65万円(第32等級)が上限で、年収に直すと780万円です。年収1400万円はこれを超えているので、ここから年収が上がっても厚生年金保険料は713,700円のまま変わりません。将来受け取る年金額も、この上限を超える部分は増えないということでもあります。健康保険料のほうは年収1,668万円まで増え続けます。

ここから10万円昇給すると、手取りは約53,364円増えます

額面が年収1400万円から1410万円に上がったとき、手取りで増えるのは約53,364円です。増えた10万円のうち46,636円(47%)は社会保険料と税金に回り、 手元に残るのは53%です。いま所得税の税率は33%の区分にあり、これに住民税10%と社会保険料が重なります。

手取り率は69.4%です。給与所得控除が頭打ちになっているため、この率は年収が上がるほど下がっていきます。

条件が変わると、年収1400万円の手取りはこう変わります

このページの金額は40歳未満・扶養なしで計算しています。条件が変わったときの差額は次のとおりです。

40歳以上65歳未満約964.6万円-63,590円
介護保険料が上乗せされます
扶養家族が1人約987.1万円+161,033円
所得税・住民税の扶養控除が増えます
扶養家族が2人約1,003.2万円+322,067円
同じ控除が2人ぶん増えます

計算の前提条件

40歳未満(介護保険料なし)・扶養家族なし・賞与を含む額面年収として計算しています。健康保険料率は協会けんぽ全国平均、所得税・住民税は速算表に基づく概算です。40歳以上の方や扶養家族がいる方、お住まいの自治体・加入する健康保険組合によって実際の金額は変わります。

ご自身の条件に合わせた金額は、手取り計算ツールで年齢・扶養人数を入力して確認できます。

前後の年収と並べて見る

同じ前提(40歳未満・扶養なし)で計算した、近い年収の手取りです。額面の差がそのまま手取りの差にはならないことが分かります。

額面年収手取り(年間)手取り率
1200万円約854.9万円71.2%
1300万円約917.7万円70.6%
1400万円(このページ)約971万円69.4%
1500万円約1,024.2万円68.3%
1600万円約1,077.3万円67.3%

月・日・時間で割るといくらか

年収1400万円の手取り約971万円を、 月・日・時間に割り直すと次のようになります。日と時間は1日8時間・月20日・ 年1,920時間で機械的に割った目安で、実際の所定労働時間は会社ごとに違います。

1か月あたり809,140円
1日あたり40,457円
1時間あたり5,057円

ボーナスを含む額面から計算しているため、賞与のある人の毎月の手取りはこの月額より少なくなります。

近い年収の手取りを見る