年収110万円の手取りはいくら?

額面年収110万円の会社員の手取り額を、社会保険料・所得税・住民税を差し引いて概算しました。

手取り額(年間)約93.8万円月換算 約7.8万円 ・ 手取り率 85.3%
健康保険料54,450円
厚生年金保険料100,650円
雇用保険料5,500円
子ども・子育て支援金1,265円
所得税(復興特別所得税込み)0円
住民税0円

額面との差161,865円は何に消えているか

額面110万円と手取り約93.8万円の差は161,865円です。その内訳は、社会保険料が161,865円(100%)、税金が0円(0%)。いちばん大きいのは厚生年金保険料の100,650円で、引かれる額全体の62%を占めます。

社会保険料は税金ではありません。健康保険料は医療費の自己負担が原則3割で済むことの、厚生年金保険料は将来の老齢年金と障害・遺族年金の、雇用保険料は失業給付や育児休業給付の元になります。同じ「引かれるお金」でも、税金とは戻ってくる形が違います。

年収110万円では所得税も住民税もかかりません

この年収では、給与所得控除と基礎控除・社会保険料控除を差し引いた課税所得が0円になるため、所得税・住民税ともに0円で計算されます。引かれているのは社会保険料の161,865円だけです。手取り率が85.3%と高いのはそのためで、年収が上がるほどこの率は下がっていきます。

ここから10万円昇給すると、手取りは約85,285円増えます

額面が年収110万円から120万円に上がったとき、手取りで増えるのは約85,285円です。増えた10万円のうち14,715円(15%)は社会保険料と税金に回り、 手元に残るのは85%です。いま所得税の税率は5%の区分にあり、これに住民税10%と社会保険料が重なります。

手取り率は85.3%です。この年収の給与所得控除は収入にかかわらず74万円で決まり、年収220万円を境に計算式が変わります。

条件が変わると、年収110万円の手取りはこう変わります

このページの金額は40歳未満・扶養なしで計算しています。条件が変わったときの差額は次のとおりです。

40歳以上65歳未満約92.9万円-8,910円
介護保険料が上乗せされます
扶養家族が1人約93.8万円+0円
所得税・住民税の扶養控除が増えます
扶養家族が2人約93.8万円+0円
同じ控除が2人ぶん増えます

計算の前提条件

40歳未満(介護保険料なし)・扶養家族なし・賞与を含む額面年収として計算しています。健康保険料率は協会けんぽ全国平均、所得税・住民税は速算表に基づく概算です。40歳以上の方や扶養家族がいる方、お住まいの自治体・加入する健康保険組合によって実際の金額は変わります。

ご自身の条件に合わせた金額は、手取り計算ツールで年齢・扶養人数を入力して確認できます。

前後の年収と並べて見る

同じ前提(40歳未満・扶養なし)で計算した、近い年収の手取りです。額面の差がそのまま手取りの差にはならないことが分かります。

額面年収手取り(年間)手取り率
100万円約85.3万円85.3%
110万円(このページ)約93.8万円85.3%
120万円約102.3万円85.3%
130万円約110.9万円85.3%

月・日・時間で割るといくらか

年収110万円の手取り約93.8万円を、 月・日・時間に割り直すと次のようになります。日と時間は1日8時間・月20日・ 年1,920時間で機械的に割った目安で、実際の所定労働時間は会社ごとに違います。

1か月あたり78,178円
1日あたり3,909円
1時間あたり489円

ボーナスを含む額面から計算しているため、賞与のある人の毎月の手取りはこの月額より少なくなります。

近い年収の手取りを見る